「ロト7で出やすい数字はどれ?」——ロト7を買う人なら、一度は気になったことがあると思います。
そこで、ロト7の第1回(2013年4月)から第698回(2026年10月9日)までの全当せん番号を、AI(Claude)に作ってもらった集計プログラムで調べました。出現回数のランキングはもちろん、「その差に意味はあるのか」まで、無作為の抽選を2,000回シミュレーションして確かめています。
あわせて、よく聞く「連番は出やすい」「前回の数字が続けて出る(引っ張り)」といった話や、当たったときの取り分が減る「人と被る数字」も、データで答えます。
⚠️ 本記事は2026年10月9日抽せんの第698回までのデータにもとづく集計です。どの数字を選んでも当せん確率は同じで、この記事は「当たりやすくなる方法」ではありません。宝くじは払い戻し率が法律で5割以下と決まっているため、買うほど平均では損をします。娯楽の範囲で楽しんでください。
✅ 先に結論
- 全698回でいちばん多く出たのは「15」の154回、いちばん少ないのは「25」の113回でした
- ただし、無作為の抽選をシミュレーションすると、最多の数字は平均154回、最少は平均111回。実際の結果とほぼ同じで、「出やすい数字」がある証拠にはなりません
- 実際、前半の約350回でよく出た5つの数字は、後半では平均並みかそれ以下でした。連番・引っ張り・奇数偶数の割合も、すべて理論値どおりです
- 一方で、多くの人が選ぶ「人と被る数字」はあります。7・8・9などは当せん者が多く、20・37などは少なめでした。当たる確率は同じでも、当たったときの取り分に差が出ます
ロト7の基本ルール
はじめに、ルールをおさらいしておきます。
- 1〜37の数字から、異なる7個を選ぶ(1口300円)
- 抽せんは毎週金曜日。本数字7個とボーナス数字2個が選ばれる
- 1等(7個すべて一致)の当せん確率は10,295,472分の1
- 1等は最高7億円、キャリーオーバー発生時は最高12億円(2025年2月14日の第613回から)
当せん金は、等級ごとに当せんした人数で分け合うしくみです。この点は、あとの「人と被る数字」で大事になります。
【全698回】ロト7の出現回数ランキング
本数字7個が、それぞれ何回出たかを数えました。698回×7個なので、1つの数字あたりの平均は132.1回です。
| よく出た数字 | 回数 | 出なかった数字 | 回数 |
|---|---|---|---|
| 15 | 154回 | 25 | 113回 |
| 9 | 151回 | 2 | 114回 |
| 13 | 147回 | 37 | 115回 |
| 34 | 145回 | 33・5 | 117回 |
| 30 | 143回 | 16 | 119回 |
| 35 | 141回 | 12・3 | 121回 |
| 22・36 | 140回 | 19 | 122回 |
| 4・17 | 138回 | 20 | 123回 |
※ボーナス数字は含めていません。上から多い順(少ない順)で、同じ回数の数字は同じ行にまとめています。
いちばん多い「15」と、いちばん少ない「25」の差は41回。これだけ見ると「15は出やすい」と言いたくなります。では、本当にそうなのでしょうか。
その差は「偶然」でも普通に起きる
確かめるために、完全に無作為な抽選を698回行うシミュレーションを、2,000回くり返しました。どの数字も出る確率がまったく同じ、という条件です。
結果はこうです。
- 無作為の抽選でも、いちばん多く出る数字は平均154回(実際の「15」と同じ)
- 無作為の抽選でも、いちばん少ない数字は平均111回(実際の「25」は113回)
- 数字ごとのばらつき全体を見ても、無作為の抽選の3回に1回は、実際よりばらつきが大きくなりました
つまり、どの数字も出る確率が同じでも、37個のうちどれかは150回前後まで出て、どれかは110回台にとどまるのが普通なのです。「15がいちばん多い」のは、たまたま15だった、と考えるのが自然です。
前半でよく出た数字は、後半も出たのか
決定的なのがこちらです。698回を前半349回と後半349回に分けて、前半でよく出た上位5つの数字が、後半でも多く出たかを調べました。後半の平均は66.0回です。
| 数字 | 前半の順位 | 後半の回数 | 後半の平均との差 |
|---|---|---|---|
| 15 | 1位 | 72回 | +6.0 |
| 9 | 2位 | 71回 | +5.0 |
| 28 | 3位 | 56回 | −10.0 |
| 21 | 4位 | 58回 | −8.0 |
| 35 | 5位 | 67回 | +1.0 |
28と21は、後半では平均を大きく下回りました。数字ごとの出現回数について、前半と後半の関係の強さ(相関)を計算すると0.02。ほぼ「関係なし」です。過去によく出た数字が、これからもよく出るわけではないということです。
「最近よく出る数字」も同じ
直近100回でいちばん多く出たのは「12」の28回でした(平均は18.9回)。ところが12は、全698回では出現回数が少ない側(121回)です。
無作為の抽選を100回行うシミュレーションでは、いちばん多く出る数字は平均28回。これも実際とぴったり同じでした。「最近の流れ」も、偶然で説明がつきます。
よく聞く「法則」をデータで確かめた
ロト7の予想でよく出てくる3つの話を、理論上の確率と比べました。
連番(連続した数字)は出やすい?
「12・13」のような連続した数字を1組以上含む回は、全体の73.9%でした。多いように感じますが、37個から7個を無作為に選んだときに連番が入る確率は74.5%。理論どおりです。
連番は「出やすい」のではなく、もともと4回に3回は入るものです。逆に、連番をわざと避けると、全体の4分の3にあたる組み合わせを捨てることになります。
引っ張り(前回の数字がまた出る)は起きやすい?
前回の本数字が1個以上また出た回は、81.3%。理論上の確率は80.2%です。何個かぶったかの内訳も、ほぼ理論どおりでした。
| 前回の数字が出た個数 | 実際 | 理論 |
|---|---|---|
| 0個 | 18.7% | 19.8% |
| 1個 | 42.3% | 40.4% |
| 2個 | 27.3% | 29.1% |
| 3個 | 10.0% | 9.3% |
| 4個 | 1.7% | 1.4% |
「引っ張りが多い」と感じるのは、そもそも5回に4回は起きるからです。
奇数と偶数のバランスは?
7個のうち奇数が3〜4個の回が、合わせて60.4%でした(理論は59.5%)。7個すべて奇数、すべて偶数という回は、ほとんどありません。これも、1〜37に奇数が19個・偶数が18個あることから計算できる割合どおりです。
ちなみに、7個の合計は真ん中80%の回が101〜167の範囲に入り、中央値は133でした。理論上の平均(133)とぴったりです。
当たる確率は同じでも、「人と被る数字」はある
ここまでの結論は「出やすい数字はない」でした。ただし、多くの人が選びがちな数字は、はっきりあります。
ロト7の当せん金は、等級ごとに当せん者で分け合います。人気の数字で当たると、同じ等級の当せん者が増え、1人あたりの取り分が減るのです。そこで、4個一致(5等)の当せん口数を、毎回の販売口数で補正して比べました。
| 人気の数字 | 当せん口数 | 不人気の数字 | 当せん口数 |
|---|---|---|---|
| 7 | +7.6% | 20 | −8.5% |
| 8 | +7.2% | 37 | −5.7% |
| 9 | +4.9% | 32 | −4.0% |
| 23 | +4.8% | 21 | −3.6% |
| 3 | +4.2% | 34 | −3.5% |
※その数字が当せん番号に入った回は、入らなかった回と比べて、5等の当せん口数が何%多かったか。ほかの6個の数字の影響も混ざる、ざっくりした目安です。
ラッキーセブンの「7」がいちばん人気で、8・9や3など1桁の数字も上位に入りました。逆に、20のような切りのいい数字や、37のような端の数字は避けられています。
ロト6でも同じ傾向があり、当せん番号が誕生日の範囲(31以下)に集中した回は、4等の配当が約半分まで下がっていました。詳しくはAIにロト6の数字を選ばせると損をする?にまとめています。ロト7は37までなので、ロト6ほど極端な差は出ませんが、31以下が7個そろった回(187回)は、31以下が4個以下の回(49回)より、5等の当せん口数が約13%多くなっていました。
1等とキャリーオーバーの記録
最後に、夢のある数字も見ておきます。
- 全698回のうち、1等が出なかった回は358回(51.3%)。ほぼ2回に1回はキャリーオーバーが起きています
- 1等の当せん口数が最も多かったのは第415回(2021年4月16日)の6口。それでも1口あたり約9億1,644万円でした
- 1等の最高額が12億円になった2025年2月以降、12億円の1等は11回出ています
- キャリーオーバーの最高額は、第408回(2021年2月26日)の約58億2,685万円でした
なお、キャリーオーバーが発生していても、当せん確率は変わりません。変わるのは、1等が当たったときの最高額だけです。
自分でも集計できる:公開データとAIで再現可能
今回の集計は、AI(Claude)に書いてもらった100行ほどのプログラムで行いました。手順はシンプルです。
- ロト7の全回の当せん番号を、CSV形式で手に入れる(mk-mode.comなどが公開しています)
- AIに「このCSVで、数字ごとの出現回数を数えて」と頼む
- 出てきた結果を、元のデータと何回分か見比べて確かめる
全698回の出現回数の集計は0.1秒、2,000回のシミュレーションまで含めても約3秒で終わります。ただし、データの前提には注意が必要です。ロト7は2025年2月に賞金の配分が変わったため、配当の金額をそのまま昔と比べると、ルール変更の影響を数字の差と取り違えます。今回、人気の数字を配当ではなく当せん口数で比べたのはそのためです。
AIでロト予想ツールを作って検証した記録はAIで宝くじ予想ツールを作って検証した記事にまとめています。
集計ツールを作って公開してみるなら
こうした集計は、AIに頼めばブラウザで動く小さなツールにもできます。公開して人に使ってもらうなら、月500円台から使えるロリポップ!で十分です。宝くじを何口か我慢すれば、1年動かせます。ほかの選択肢はレンタルサーバー比較にまとめています。
ロリポップ!公式サイトを見るよくある質問
Q1. ロト7でいちばん多く出ている数字は何ですか?
A. 第698回(2026年10月9日)までの全回では、「15」の154回がいちばん多く、次が「9」の151回です。いちばん少ないのは「25」の113回でした。ただし、この差は無作為の抽選でも普通に起きる範囲です。
Q2. よく出ている数字を選べば、当たりやすくなりますか?
A. なりません。前半でよく出た数字が後半でも多く出たわけではなく、出現回数に「流れ」は見られませんでした。ロト7の抽せんは、毎回どの数字も同じ確率で選ばれる前提で行われています。
Q3. 前回の当せん数字は、また買うべきですか?
A. 前回の数字が1個以上また出る確率は約80%ですが、これはどんな数字を選んでも同じ理論上の確率です。前回の数字を入れても入れなくても、当せん確率は変わりません。
Q4. ロト7の1等の確率はどれくらいですか?
A. 10,295,472分の1です。37個から7個を選ぶ組み合わせが、ちょうどこの数だけあるためです。2等は14、3等は196、4等は9,135、5等は142,100、6等は242,550通りの組み合わせが当たりになります(いずれも10,295,472通り中)。
Q5. キャリーオーバーのときは買い時ですか?
A. 当せん確率は変わりません。変わるのは、1等が当たったときの最高額が7億円から12億円に上がる点です。夢は大きくなりますが、買えば買うほど平均では損をする、という宝くじの性質は同じです。
まとめ
- 全698回で最多は「15」の154回、最少は「25」の113回
- 無作為の抽選でも、最多の数字は平均154回、最少は平均111回。実際とほぼ同じで、「出やすい数字」の証拠にはならない
- 前半でよく出た数字は、後半では平均並み。連番(73.9%)・引っ張り(81.3%)・奇数偶数も理論どおり
- 当たる確率は同じでも、7・8・9などは人と被りやすく、20・37などは被りにくい
- 集計は、公開データとAIがあれば誰でも数秒で再現できる
ロト6の「人と被る数字」と、AIが選ぶ数字のクセについてはAIにロト6の数字を選ばせると損をする?で詳しく紹介しています。
参考にした情報
- ロト7(LOTO7)|宝くじ公式サイト(1口300円、1〜37から7個、毎週金曜日の抽せん、1等最高12億円)
- ロト7(LOTO7)ってどんな宝くじ?|宝くじ公式サイト(当せん金額の理論値、当せん金が毎回変動するしくみ)
- 数字選択式宝くじ「ロト7」の賞金を改定|宝くじ公式サイト(2025年2月14日の第613回からの改定内容)
- ロト7 – Wikipedia(等級ごとの当せん条件と組み合わせの数)
- ロト7 全回の当せん番号・当せん口数データ(CSV)– mk-mode.com(集計に使った元データ。2026年10月13日取得)